じゃにーずおたく自己紹介ばとん

こんにちは。

ネットサーフィンしていたら#じゃにおたバトンなるものを発見し、アメブロに活動の軸足を置いていたジャニヲタの血が騒いだのでこの2018年にあえてやってみたいと思います。

バトンはこちらのブログから拝借致しました。

ジャニーズオタク自己紹介バトンを作ってみたから時間がある人はやってみてほしい - おこめとからあげ

お借りします。ありがとうございます。

 

それでは行ってみましょー!

 

じゃにーずおたく自己紹介ばとん

【名前】

あずき と申します。

 

【今の担当は?(複数可)(推しでもどうぞ!)】

名前:諸星翔希くん(Love-tune)

好きなところ:いつだって一生懸命なところ。同じユニットの森田美勇人くんは彼を「努力できる人」と語っていますが、アルトサックスも篠笛も初心者とは思えないくらいほど本当によく頑張っています。そして、周りのJr.が口を揃えて「いいやつ」と評価するほどの心の広さ。Love-tuneでシェアハウスをしてその家に一人女の子を入れるなら「モロの悪口を言わない人」が条件なんだそうです。それくらい人柄を大事にされる諸星くん何者なんでしょうか。ダンスの良さは説明不要なので割愛します。

担当になったきっかけ:担降り宣言をしたのは2014年8月です。決め手になったのは2014年duet9月号のテキスト。手元に無いので概要だけ説明しますが、「トーク力をつけるために知識が必要だと思って最近は本を読んでるよ!」みたいな感じの内容でした。スキルアップのための努力が手堅い!好き!!ってなって担降りしました。単純に私が文学部だった(当時大学生)ので嬉しくて、ファンレターにお勧めの小説を2本ほど書きました(笑)

 

【いつからジャニヲタ?(きっかけも是非)】

2008年。当時特撮ヲタクだった私がV6長野くん主演映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』を見たのをきっかけにジャニーズの世界に出会いました。

 

【担当遍歴】

V6長野博くん、NEWS加藤シゲアキくん、Kis-My-Ft2横尾渉さん

掛け持ちだったのでいつからいつまで~っていうのは特にないです。

 

【好きなシンメorコンビ(への思いも是非)】

もろじゅりが大好きです!!!2008年4月20日入所の同期さん。この2人の素晴らしさはRの法則をご覧いただければ!と思うのですが現在はこの2人、番組を卒業してしまって見ることができません残念。なのでもろじゅりがやばめなエピソード列挙します。(1)かつて10日連続で遊び続けた仲良しさ。離れ離れになったのはどちらかがお手洗いに行っている時だけ。お風呂は一緒に入った。(2)夜の海辺を歩きながら「俺たち……10年後も親友でいられるのかなぁ……」と樹に聞いたもろちゃん。(3)もろちゃんが誕生日を迎えた深夜、慎ちゃんに「あいつ(もろちゃん)今日誕生日だからメールしてあげて」と連絡する樹。(4)クリエにて2人でTOKIOの「リリック」を歌った。選曲が神すぎる。2人でカラオケに行くときはマキシマムザホルモンを歌うらしい。(5)お互いの発言がとにかくツボらしい。例え片方が会場でめちゃめちゃすべってても、見学に来たもう片方がすげぇ笑ってる。かわいい。 他にもエピソードは尽きないけど自重します。おすすめのRの法則は「男子スイーツ部ティラミス」「500円」「マヨネーズ」「男の友情」あたりです。

 

【1番心に残ってる現場】

最近なら「Summer Paradice 2017 橋本ソロ充観とく?りょうちゃんとぱ☆り☆ぴ☆」です。諸星担にはこれ以上無いレベルのコスパの良さ。ダンスありアクロありサックスありソリタリーあり!!!こちらAmazonにて予約受付中2/7発売予定今すぐチェック!!!初回盤に入ってるよ!!!

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【初めて行った現場】

「V6 LIVE TOUR 2010 in JAPAN READY?」です。

2008年にジャニヲタになりましたが、FC入会は「高校受験終わったらね」と言われていたので、2009年は完全に茶の間でした。2010年2月に高校の合格発表を見に行き、第一志望の合格を確認したその足で郵便局に行きFC入会、その後郵送されてきたコンサートの案内で申し込みました。そんな思い出もあるコンサートです。

 

【最近行った現場】

「Johnny's Happy New Year Island」です。千秋楽おめでとうございます。

 

【次行く現場】

「Endless SHOCK」行きます!あと「スクアッド」猛烈に行きたい。

 

【記憶に残ってるファンサ】

なんだろうなー良席入らないのでファンサもほとんど無いです。ファンサしてる自担を見るのは好きです。

 

【好きな曲TOP3(理由もあればどうぞ!)】

Jr.曲で選びました。

3位 For the Glory(Prince)

こういう曲大好き。何がどう好きなのか自分でもよくわからないけど全身の細胞が「これは好き」って言ってるから好き。

2位 Vanishing Over(Snow Man)

なんでガッツリめのダンス曲じゃないんだほんとに。疾走感が最高に気持ちいい曲で何度もリピートしています。

1位 JAPONICA STYLE(SixTONES)

ジャニヲタの8割はこういう曲が好き。私も好き。ド派手な演出に繊細な歌詞。「少年たち」で初めて見ましたが、死ぬまでに生であと100回くらい見たい。

 

こうして並べると私の好きな曲ってだいぶわかりやすいですね~らぶもこういう曲やらないかなぁ。

 

【好きな振り付けTOP3(好きポイントも…!)】

すみませんこれは省略させてください。

Jr.の世界は振り付けが変わりすぎる……。

 

【自分がJrになれたらバックにつきたい曲(複数可)】

「REAL DX」やっぱりJr.必修科目は外せない。あと「TAKE ME HIGHER」は楽しすぎて踊った直後にステージ上で倒れるかもしれないです。

 

【1番好きなペンライト】

えびのレジェンドコンペンラ。通称メリケンサックのやつ。

奇抜すぎて驚きましたが、あれを持ちながら双眼鏡を覗けることに気付いてしまったので……難点はちょっと危ないのと持っていきづらいところ……。

 

【1番好きな衣装】

大感動したのはMADE湾岸で披露されたマントの裏地がカラフルな稲葉さんデザインの白衣装です。舞うたびに色が覗くのファンタジックじゃないですか…!4WAYなのもすごい。

そういえば衣装ってあまり重視してないなぁ……。

 

【よく買う雑誌】

ドル誌界の自担はPOTATO、テレビ誌界の自担は月刊TV fanです。

あとダンスクは買う機会が多いですね。紙媒体厨なので部屋は雑誌だらけです。

 

【この映像は見て欲しい!というオススメ】

中山優馬くんが2015年に夏のCDTVSPに出た時の「YOLO moment~とことん Got it!」メドレーです。優馬くんもJr.も本当に楽しそう!!てらもろ見れます。

 

【ジャニヲタになる前の趣味は?】

特撮です。戦隊・ライダー・ウルトラマンはもちろん、牙狼トミカヒーロー、ウィンスペクター、ご当地ヒーローなどいろいろ見てましたね~今は縮小してニチアサくらいです。

 

【最近気になっている子】

今さらながら宇宙SixとMADEです。小さい子は久保田空輝くん。

 

【最後に一言!】

バトンってこんなに真剣にやるものだったっけ?ってくらい時間かかりましたw

本来はここで次にバトン回す方を指名するのですがパスでお願いしまーす!

 

 

お付き合いいただきありがとうございました!

懐かしい気持ちに浸りたい方もバトンやったことない方もぜひやってみてください!

 

2017年を振り返ってみました

あけましておめでとうございます!

今年のカウコンはLove-tuneに担当がいるヲタクとしては複雑なところもありましたがそこさえ除けばだいぶ満足度高かったです!!!KAT-TUN復活おめでとう!!!

 

というわけで去年の間に更新できなかった2017年現場まとめいきます!!

 

【1月】

・カウントダウンコンサート2016→2017

カウコン本当に楽しかったです。V6のFCにて、長野名義が当選。当時の私的には「ご祝儀」を払った感覚でしたが、いざBW歌う長野くんを生で見たら泣いてました(笑い話)

そして、今思えばこの公演が私の宇宙Sixの目覚めでしたねぇ…バックを宇宙さんが務めたテイクミ最高でした。

しかし、公演終了後の帰り道が尋常じゃなくきつかったです……

 

・Johnny's All Stars Island

大阪のクロスハートには行かなかったので、ジャニアイが実質の現場はじめです。申し込みの段階で諸星くんが出るであろう日程を選んだのですが、当たった公演はクロスハート千秋楽のほんの数日後でした。あーこれは際どいなと思っていましたがなんと入る公演の前日から自担凱旋!!!あぁよかったほんとによかった。自担いなくても楽しむつもりでしたが、いるのといないのとではだいぶ違うので……。

公演の内容はやっぱり「私にはまだ早いかな」って思わざるを得ない複雑さでしたが、帝劇は自担を輝かせる力があるなぁってしみじみと感じました。

 

【3月】

・Endless SHOCK

これは以前ブログ書きました。

azukkim.hatenablog.com

あまり楽しい記事ではないのですが(苦言は呈しておりません)、気になる方はこちらをご覧ください。

 

・ジャニーズJr.祭り

前回のJr.コンの時はJr.担ではなかったので、今回が初めてでした!

まじまじと諸星くんのサックスを見たのもこの時が初めて。ブラックラッカーじゃん!と変なところでテンションを上げながら、真剣に祈る私……w念願の「アイドルっぽいキラキラした曲をやるLove-tune」を見れたのも嬉しかったです。この時のために「MU-CHU-DE恋してる」の単独披露を温存してたなんて恐ろしい子たち!!!!

あとはやっぱりSixTONESの「Amazing!!!!!!」が良かったです。横アリの縦花を演出に使ったのはすとだけでしたね。あぁもうわかっていらっしゃる……と恐れ入りました。

一緒に行ってくれたフォロワーさん本当にありがとう。あなたのおかげで立ち見待機列頑張れたよ……!(私信)

 

【4月】

・ジャニーズJr.祭り(さいたまスーパーアリーナ

初めてのデジチケ現場でした。私の席はあったけど本当に大変だった……。全体的には3月のものと同じ。この時は大学時代の友人(非ジャニヲタ・バンギャ)を連れて行きました。彼女は以前滝沢歌舞伎を見に行ったことがあるとのことで、SnowManが不在なことをとても残念がっておりました。事前にJr.ユニをざっくりレクチャーして臨みましたがデジチケが大変なことの方が印象に残っちゃったかなと今でも不安です。なんの話をしているんだ私は。ちなみに彼女はPrinceの神宮寺くんとSixTONESの樹くんがお気に召したようでした。

 

【5月】

・ジャニーズ銀座2017 HiHi JET&東京B少年公演

友人の当ててくれたチケットでいざ少年たちの楽園へ。メインの子たちのエネルギッシュさとフレッシュさも当然素晴らしかったのですが、バックに私の推しちびジュの久保田空輝くんがいたので、同時進行でそちらもガン見しちゃいました。自分ではなかなか中高生Jr.の現場に行かないので、もう「年下の男の子たちが頑張ってる」だけで謎の涙が……。あ、もちろんギターの小川くん(今野くんセクゾバックのため代理出演)は大変セクシーでございました。

 

【8月】

いろんなところに行ったので夏はまとめて記事にしたものがあります。

azukkim.hatenablog.com

楽しかったなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

 

【9月】

・Johnny's You&Me Island

1月のアイランドと概ね同じでしたが、「平和」へのメッセージはこちらの方が強かったかな、という感じです。ちょうど社会もいろいろ揺れていたのでなおさらですかね。

印象に残ったのはヒンデンブルク号爆発。真田長官の圧を感じる重厚な台詞群と、そこに華を添える如恵留記者の立ち回り。飛行船の華々しさを伝える希望に満ちた萩谷記者の言葉から状況は一変。諸星記者が爆発による惨劇を必死の形相で訴えかけるその落差に事の重大さがより一層深刻な形で伝わってくるなと感じました。あの場面は思い出すだけでぞくぞくと鳥肌が立ちます。

 

・少年たち Born the tomorrow

松竹と少年たちLIVEには行かない予定だったのでここでの観劇に全身全霊を注ぎました。こちらも去年の公演よりも「戦争」が身近なものに感じられました。夢アイが平和の大切さを訴える舞台なら、こちらは戦争の悲惨さを訴える舞台、といったところでしょうか。

ジェシーが本国への強制送還により徴兵され戦地へ。そして刑務所を出所した11人はいろいろな過程を経て取材と称した戦地へ。これ、最初は驚いたんです。というのも、去年戦地へ行ったのは一部のメンバーだったから。今回は全員でした。なんかリアリティないじゃんって最初は思いました。でも、よく考えたら去年の「日本と戦地が同時進行で描かれる」ことは「日本は戦地ではない、隔離された国」だったけれど今年の「日本人全員も戦地にいる状況」は「日本も戦地となり得る」ことのメタファーだったのかなぁって。推測に過ぎないのですが、こういう見方もアリなのかなーと思った次第です。これ私の文章力がお察しなので全然うまく伝えられないしここからいろいろ物議かもさないといいなーって思いますがいろんな人の考え方を知りたいです。

JAPONICA STYLE最高でした。あぁいうの私大好き。

 

【10月】

・V6 LIVE TOUR 2017 The ONES

初めての(自分の)誕生日参戦を叶えました……!このスペシャル感をセルフ演出するために多ステもせず、一本釣りしたチケットで勇み足にて横アリへ。

ここまで記事書いておいて今さら?って感じなんですけどコンサートの感想って書くの難しいですよね……。私これからもV6のことはずっとずっと大好きなんだろうな、と改めて思いました。

 

【11月】

・お台場踊り場土日の遊び場 宇宙Six公演

こちらは記事を書きましたのでリンクにて割愛します~ちなみにこの湾岸が私の2017年ベスト現場(自担不在部門)です!!!

azukkim.hatenablog.com

 

・お台場踊り場土日の遊び場 MADE公演

これも記事書いておけばよかったなぁ……元々MADEのことは気になる存在で、中でも冨岡健翔くんの連載ファンなのでチケットの縁談をいただいた時に食い気味で「行きます!!!!」と言いましたw

MADEさんのことはNEWSコンやカウコンで拝見しておりましたが、単独公演を見るのは初めて。ファンのことを「お嬢様」と呼ぶ教育の行き届いた優秀なメイドさんに気持ちくすぐったくなりながら幸せな時間をもてなしていただいて、軽率にお嬢様になりかけました。というかあの時間は「私前からお嬢様ですわよ?」くらいの顔してライトブレス振ってしまいました。なんというか、ホスピタリティに溢れた公演で思い出すだけでニヤニヤします。四人全員が高身長イケメンって何事……?ここ少女漫画の世界……?

曲はNEWSと嵐が多め。MADEと一緒に歩んできたお嬢様方からすると、きっと思い入れの深い曲ばかりなんだろうなぁ~と思いながら、NEWSを通ってきた私にも「おぉ…!」となる場面もあり、温かなパステル系曲の間に差し込まれるビビッドカラーのような衝撃的な選曲が効いていてあぁ~天才~~って思いました。初めて行ったのに。

そもそもMADEさんが気になっていた理由のひとつに「クリエのセトリが最高」っていうのがありまして、レポで流れてきた単独クリエのセトリが私の好みをストライクで突いてきてたんですよ……気に入らないわけがないよね。幸せってこのことだなってぼんやり考えながら帰宅しました。

 

【12月】

・桃山ビート・トライブ

11月も行ったのですが12月にまとめておきます。宇宙SixとMADEの湾岸後だったので個人的な観劇のモチベーションも最高潮。

この舞台は3回観劇しましたが、公演期間中に出演者のひとりが足を痛めるトラブルがあり、怪我の前に1回、怪我の後に2回お姿を拝見しました。まさにShow must go on.な舞台でしたが、板の上を演者が役として一生懸命生きている様子がとても伝わってきて、そのパワーに終始圧倒されてしまいました。音楽・踊りの力が世間を変えていく。エンターテインメントで世はおさめられないけれど、人の心は動かすことができる。芸能人を趣味で応援しているひとりの人間として考えさせられることが山ほどある物語でした。自担にも見に行ってほしかったなぁ。

 

……とまぁ、ざっくりタイトルを書きだしただけですが、興味のあるステージに気の向くまま、チケットの手に入るままに赴いた結果DDを極めた一年となりました。本当はらぶクリエとからぶ単独とからぶ湾岸とか行きたかったのですが終わってしまったものは仕方ない!2018年も気の向くままに、チケットの手に入るままに、興味を大事にジャニヲタやります!!お読みいただきありがとうございました!

 

 

余談扱いになってしまいますが、シアターGロッソに「動物戦隊ジュウオウジャー」素顔の戦士ショーと「宇宙戦隊キュウレンジャー」素顔の戦士ショーも見に行きました。一時期に比べたら特ヲタな自分はだいぶ緩くなりましたが、やっぱり行くとテンション上がるんですよね……!

 

 

 

宇宙という大きな海の端で

『お台場踊り場土日の遊び場』宇宙Six公演お疲れさまでした!

前置きは省略して、感想書きます!完全なる他担による詳しい事情や込み入った事情は考慮しない・配慮しない記事ですのでそのあたりもよろしくお願いします!

 

【公演名】お台場踊り場土日の遊び場(以下、湾岸)宇宙Six公演

【参戦日】2017年11月4日18時公演

【場所】お台場湾岸スタジオ・中列花道より少し後ろの下手側

 

唐突に言いますが、宇宙Sixみんな歌うまいですね!!!?

私本当にびっくりしました。林翔太くんが美声で歌が上手いことは存じていたのですが、残る5人も引けを取らない上手さで「何でこんな美声ユニ隠してたの?」と事務所に詰め寄るレベル。まぁ実際は事務所が隠してたんじゃなくて私が気付いてなかっただけなんですけどね……気付けてよかった。『素晴らしき世界』を聞いて眠りにつきたい。

何も伝わっていないと思うのでもう少し噛み砕いて説明しますと、どの曲もみんなのソロパートたくさんなんですよ!なぜこのことに興奮しているかというと、4人以上メンバーがいるユニットで全員にまんべんなくソロパートがあるってなかなか珍しい気がしたんです。3人ユニットならともかく、ある程度人数のいるユニットだとどうしても中心となるメンバーのソロパートが多くなるじゃないですか。統計とったわけじゃないですけど。だけどみんなソロパートがあれば、「この子はこんな歌声しているんだな~」ってニヤニヤできるわけで。山本くんは普段ハスキーなお声をしていますが、歌声はハスキーさを活かしながらも落ち着いた優しさがあってとても好きな歌声でした。みんな平等がいいとかそういうわけではなく、6人いれば6通りの歌声があって、そのぶんの表情がある。それをどのように並べるか工夫することで曲の魅せ方の幅が広がるんですよねきっと。6人のソロパートをたくさん堪能できるうえ、曲の世界観も楽しめる。なんて贅沢なことなんでしょうか……みんな歌が上手いからこそですよね。

 

歌のみならず、めちゃめちゃ踊るところも嬉しいポイント。

ダンスの精鋭They武道とM.A.D.出身の幸大くんはもちろんのこと、あらゆるコンサートバックについて尋常じゃないくらいの曲数をこなしてきた原くん・目黒くんが揃ったなら踊らない選択肢なんてあり得ないのは私にだってわかります。ファンサ・移動のために客席降りる以外は踊りっぱなし。何なら客席通路でも踊ってる。踊りの上手い下手は素人の私には判別できないのですが、ダンスに熱を感じました。「Miracle Starter」のようにキャッチーで可愛らしいダンスから「行カナイデ」のようなアダルティックなダンスまで幅が広く、メンバーの身長も体格も様々であるがゆえに身体の使い方にも個性や工夫が見えて本当に見ていて楽しかったです。

 

MCやゲームコーナーはまぁぐっだぐだでしたが、それも心地よかったです。ちょっと滑ったらみんなでフォローするシステム凄くいいですね。そのフォローの仕方もメンバーによって様々で、言葉でフォローする人・リアクションでフォローする人・スキンシップでフォローする人……これからどんどんバリエーションが増えていくんだろうなぁ。MCは役割分担がある程度できていて、トークを回す江田くん、話を広げる幸大くん、引っ掻きまわす山本くんと原くん、時折痛快な一言で場を盛り上げる林くん、とにかく雰囲気を和ませてくれる目黒くん。この6人のトークは笑いを狙いに行くのではなくトークの延長線上に笑いが置いてある感覚で想像もしないオチが待っているんですよ。そのオチもただ笑えるだけじゃなくて「可愛いなぁ」とか「いい話だなぁ」って余韻がある。ラジオとかやらないかな宇宙Six……。あっでもラジオだとめめりょ芸(詳しくはTwitterで検索)が見れない。それは困る。ジレンマ。

 

そして何より選曲と演出が天才!!!!!

あくまで私比ではありますが、本当に選曲が幅広くて手厚い。Sexy ZoneジャニーズWEST以外は全部歌ったのではないでしょうか?つまりどんな道を歩んできたジャニヲタにも対応している仕様!私はV6、NEWS、キスマイと通ってきましたが、変にマイナーではなく、しかしいい具合にマニアックなんですよ。痒い所にめちゃめちゃ手が届く。ありがとういいセトリです……。セットは「遊び場」より「踊り場」寄りだった気がします。これ全ユニ共通なのかな?セットの二階部分にバルコニーのような空間があり、さながら宮殿のダンスフロアのよう。客席にはいくつものシャンデリアがあり、ハットを被って踊る曲はムードが満点でした。個人的には「TAKE ME HIGHER」がアンコールのラスト曲(オーラスのみラストから数えて2曲目)だったのが嬉しかったです。16-17カウコンでV6のバックで披露した曲がクリエでの披露を経て最後の曲に持ってきてもらえるなんて。They武道といえば「Yes?No?」の印象が強く(少クラでやったから)今回の一曲目もこれでしたが、それくらい大事な曲って思ってもらえているのかなぁなんて。ちなみにアンコール前の本編ラスト曲は「素晴らしき世界」でした。歌詞が良いのはもちろんのこと、演出も素晴らしくて実はちょっと泣きました。テレビ局のスタジオである、という特性を活かしてずっとかかっていた幕をラスト曲で取り払い、壁に温かなオレンジの映像を流す。もう一度言います、天才。

 

歌・ダンス・トークとここまでべた褒めしましたが、冷静に褒めるあまり当たり障りないことしか言えてない気がしています。でもね、決して評論家ぶるつもりはないんですけど全て手放しで褒めるってなかなかできないほうで。

テンション高い文章が書けないのもあいまって何の面白みもないなって自分でも思ってます。もうちょっと宇宙が最高なことを楽しく伝えたかった…。ですが、百聞は一見にしかずという言葉もあるくらいですし、もっとたくさんの方に宇宙Six見てほしいです。こんなこと言うと宇宙担さんに怒られちゃうかな?でも、例えばテレビでもっと宇宙Sixが楽しめたら幸せだなって私は思います。Sakuraからのメンカラの紐がさがった衣装ももっと見たいです。

 

「宇宙の湾岸」なんて文字にするとやたら壮大になってしまうな、なんて公演始まるまで個人的にちょっと恐れおののいていたんですけど、あの広い広い宇宙のどこかに端っこがあるのかなって想像することってすごくロマンがあって、彼らの湾岸に行けば宇宙遊泳ができるのかなって期待していたんです。期待してよかったです。宇宙の淵から見えたのは、さらに宇宙が大きく広がるためのだだっ広い空間でした。向こう端が見えないくらい遠くまで、宇宙は大きくなるんだと、そう感じました。

これからの宇宙Sixの活躍、楽しみにしています。

 

 

夏・2017

前回の更新から5ヶ月です。どれだけ放置してたんだって感じですが書くことが無かったのだから仕方ないですね。(開き直り)

だからといってこのまま放置しておくのもなんだかな、という感じなので私の夏の思い出をしたためます。題して、わたしのなつやすみ。学生じゃないから夏休みじゃない時期の方が多いけど夏の休日だから夏休みです。はい。

 

①サマステ~君たちが~KING'S TREASURE Love-tune単独公演

EXの夏も4年目に突入しました。去年は私の精神が不安定すぎて(お察し)自担のいる公演には行かなかった+一昨年は自担がEXにいなかった(SHOCK出演のため)のでEXで見る自担は実に初年度ぶり。チーム羅にユニットの夢を見ていたあの日とは違うメンツで組まれた今のユニットを見にいざEXへ……なんて変に壮大な語り口になりましたが、奇跡的に早番の当たった自チケを握りしめて、いたって軽い気持ちで会場入りしました。

踊る諸星くん、喋る諸星くん、サックス吹く諸星くん、歌う諸星くん…!!

私は踊る諸星くんを見て担当になったので踊ってくれれば踊ってくれるほど嬉しいのですが、バンドはまた違う趣があっていいなぁと思います。いやまさかアルトサックスを取り入れてくるとは……初めて諸星くんがサックスを吹く姿を見た去年の夏からもう一年が経ちますが、吸収力はそれこそ希望してアルトサックスパートの仲間入りを果たした吹奏楽部の中学生のようで(伝われ/褒めてる)恐れ入りました。

ねぇ!なんであんなに長いサックスのロングトーン後に綺麗な声で大サビをソロで歌えるの!?肺活量どうなってるの!!??

 

②サマステ~君たちが~KING'S TREASURE Snow Man&SixTONES公演

来世では絶対にSixTONESのオンナになる。前からずっと言ってたけど決めた。

それくらい楽しい公演でした…!わりと長い時間、スクリーンが降りていたので後ろの番号でも結構見える優しさ。ビジュアルも選曲もガラ悪い(好き)のに声を出すところで積極的にマイクを客席に向けて教えてくれるの本当にわかりやすくて福利厚生が整っているなぁ~なんて思いました(笑)羽根が降ってきたり紙吹雪飛んできたり、普通のコンサートと遜色ない演出に感動。今夏、ジャニヲタやってる感を一番感じた公演がここでした。少年たち行きたいです。楽屋の部屋割りを自ら教えてくれるあたりほんと嬉しい。需要わかってる。やっぱりヤンキーって陰キャの気持ちもわかるんですね……

 

③THE IDOLM@STRE CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!!

突然のアイマス。デレマス。こちらはSSAで開催された公演のライブビューイングに行きました。デレステは昨年末、Love-tuneデレステのCMに出演したことをきっかけに始めました。既にユーザーだった高校時代の友人が「確実に沼に落としてやる」と言わんばかりの意気込みでチケットを手配してくれて、アイドル及びコンサート大好きな私が行かないはずもなく……なんと2daysです。ジャニヲタ感覚でこのライブの話をするにはちょっと厳しい(前提となる常識が違いすぎる的な意味で)のですが、もうアイドルに次元なんて関係ないんだなぁって思いました……めちゃめちゃ楽しかったです……。アイマスのライブに使うペンラ(サイリウム)を持っていなかったのでLove-tuneペンラで参戦。友人に「Love-tuneのライブMCでデレステの話題出たよー(@8/5夜)」って話したらとても喜んでくれました。やったぜ。らぶ担のデレステユーザーさん同僚になってください。当方美波Pです。

 

④サマステ~君たちが~KING'S TREASURE Travis Japan単独公演

初の指定席を経験しました。踊って踊って踊る公演!プレゾン見てない私も楽しい!私はこの公演後にプレゾンのDVDをぽちりました!!!昔からトラジャを応援していらっしゃった方は本当に嬉しいんだろうな、と外野ながらに思わされるようなセトリで、何年も前に出演した舞台の曲を数年の経験の後に再び披露できることにちょっと羨ましさを感じてしまいました。この世の中でトラジャ以外の人は実現できないセトリとトラジャだからこそ生まれる付加価値……友人大号泣、私もなんだかじんわりしました。行ってよかったです本当に。

 

⑤Summer Paradise 2017 橋本ソロ充観とく?~りょうちゃんとぱ☆り☆ぴ☆~

当初チケット全滅していましたが復活当選をしまして、純粋にぱ☆り☆ぴ☆するつもりでいたところにLove-tuneバックの知らせが。ばんざーい!双眼鏡も新調して、ばっちり楽しんできました~!

なんかもう、マジで「ハッシーありがとう」の一言に尽きます。ハッシーの優しさと輝きが自担の素晴らしさを何十倍にも何百倍にも膨らませてくれて、おかげで私は可愛い自担もかっこいい自担もたくさんたくさん見ることができました。とても目立つサックスのパートをいただいたり、着ぐるみの中に入れてコミカルな動きを見せてくれたり、なんと言ってもSolitary!まさかそりたりでペンラを振ることになる日が来るとは夢にも思っていませんでしたが、SHOCKからまた成長した諸星くんを見れて幸せでした。もちろんハッシーもすっごくキラキラしていたよ!Hazy Loveはやく音源化してくださいポニキャ頼んだ。

 

 

……とまぁ、夏の全てをLove-tuneに、とはいきませんでしたが(Love虎行ってないし……)いっぱい会場に足を運んだ夏になりました!社会人一年目でこれだけはっちゃけてしまったら、今後どうなっちゃうんだろうと不安がありますがコンサートに行っている時間が私にとっては最高の時間なので、秋からもいろんなところに行きたいです!

 

 

大切にしたい"雑感"

 

こんにちは。前回の更新から一か月経つとはてなさんから次の更新しませんかってメール来るんですね。一か月経つのは早いものだなーと感じる今日この頃です。

それはさておき、先日2017年の『Endless SHOCK』を観劇してきました。2015年、自担の出演をきっかけにSHOCK観劇デビューした私にとって、初めての自担がいないSHOCK。今回の記事は2017年のSHOCKの感想と私がいかに「SHOCK同期亡霊か」という話をします。毎回恒例の前書きでのおことわりですが、楽しい記事じゃないしストーリーへの言及なんて全く無いし、ライバル側のJr.の話しかしていませんのであしからず。批判じゃないよ。

 

私は2015年冬のSHOCKからカンパニー入りした諸星翔希くん、岸孝良くん、野澤祐樹くんの3人を「SHOCK同期」と呼んでものすごく応援していました。この呼称は野澤くんが雑誌で言っていたことに由来しています。岸優太くんがカンパニーに大抜擢されるまでそこそこ縁遠い舞台であったSHOCKにオーディションを勝ち抜き選抜された3人。日本最高峰のミュージカル、完成されたカンパニーに突如仲間入りを果たした3人は互いに切磋琢磨しあいながら技術や精神を磨いていくことになります。

今年のSHOCKはこの3人は出演せず、松田元太くん、浜中文一くん、寺西拓人くんがカンパニー入りしました。昨年出演していた松倉海斗くんは続投です。正直、この知らせをメールで受けたときはぶっ倒れるかと思いました。3人に何も文句はありません。Jr.にとっていつまでも出演し続ける舞台ではないという意見も見ますし、きっとその通りなんだと思います。ただ、私の大好きなSHOCK同期が見れなくなることが辛かったのです。

しかし、そのことと観劇する/しないは関係がないのでひとまずチケットを取って先日観劇してきた次第です。最初の観劇するきっかけこそ出演者でしたが、今はあの作品そのものが好きなので。

 

一幕、全く趣の違う舞台を見ているような錯覚を覚えました。

話の本筋は同じ。曲も同じ。主な台詞があるキャラクターもリカ以外は同じ役者が演じているにも関わらず、周りを固めるメンツが違うだけでここまで景色が変わるものか!?と驚きました。キャストが変わることによって細かい演出も変更されているんですよね。アドリブ要素の強いシーンが集まっている一幕は新しいカンパニーがとても新鮮でした。ハマナカが結構喋るのでそこもびっくり。

これ書くとものすごく怒られそうなんですけど、どうしても「あの時彼は何て言ってたかな」「何をしていたかな」って考えてしまって辛かったです。もちろん去年の方がよかったなんて比較して下げて見るような視線は一切ありません。ただ、去年・一昨年の出演者のSHOCKしか知らなかったから、というだけです。去年とは違う世界線だと割り切れればよかったんですけどね……。ただ、私の意識がその雑念を越えて今年の世界線に入り込んだ時のハマリ具合が凄まじかったです。元太くん本人は松倉くんより年下なのにあの世界ではゲンタの方が完全にカイトより年上でしたし、ハマナカは状況がきちんと見えている大人でしたし、テラニシはクールだけど自分の意志を持ちながら行動ができる人でした。

SHOCKにおける個性とは主張するものではなく漂わせるものなのかなと以前から思っています。私自身観劇歴はさほど長くないので私が思う中で、なのですが、ドリボやジャニワ・ジャニアイ、滝沢歌舞伎などと比べるとダンスや歌唱に統率が求められている感じがすごくあります。それもそのはずで、SHOCKは「ショーに打ち込む青年たち」を描く物語なので演目のほとんどは劇中劇。出演者は演技をする「彼ら」を演じているという二重構造になっています。そんな彼らの演技をしていないという演技(変な表現ですみません)が見られる代表的なシーンが「Yes My Dream」です。オフブロードウェイで上演されていたステージが千秋楽を迎え、その喜びをキャストスタッフ(役ですよ)みんなで分かち合う素敵なシーン。出演者は決められた動きを守りながら様々な遊び要素を連日繰り出してきます。昨日は男性のスタッフさんに話しかけていたけれど、今日は別のスタッフさんとハイタッチしているぞ……?みたいな感じ。つまり何が言いたいかというと!!!このシーンで出演者の皆様が考えたキャラクターの個性や関係性が見えてくるということです!!!!私、このシーンがとても大好きです。例えば去年。あちらこちらでわちゃわちゃはしゃいでいたノザワ、タカ、モロホシ、カイトは途中で下手側に集まって手のひらを重ね合わせ掛け声と共に上に高く掲げるという微笑ましい動きがありましたし、スタッフさんと衝突したモロホシが軽く口論をしている様子をカイトがハラハラした顔で見守っていたらノザワが仲裁に来て、あれ?タカは?と思ったらちょっと遠いところでリカとめっちゃ親しげに話していた……みたいなやりとりもありました。これだけで4人の関係性や立ち位置がよくわかりますよね。アドリブといえど当然話し合いは開演前に行われているわけで、それを経て彼らの役同士だけでなく演者同士の仲も深まっていく……と。それは今年も一緒なはず。今年の公演を複数回観劇していらっしゃる方はいろいろな気付きを持っているかと思います。私は去年・一昨年と何度も観劇する中でSHOCK同期+ユウタ・カイトが大好きになりました。その後のヤラがリカに指輪を渡そうと頑張るところやブロードウェイの街のシーンなど役の個性が見えるところで「あの時彼は……」と考えてしまったのはそのためです。

 

二幕はアドリブ要素の少ないとてもシリアスだけれどそれでいてきらびやかな演目。一幕で今年の出演者による今年のSHOCKを体感したので、もう辛い気持ちになることはありませんでした。歌にダンスに表情に引き込まれっぱなし。この感覚は実は初めてだったかもしれません。やっぱり、どれほど意識していても自担がそこにいるとそっちばかり気になって仕方ないみたいなところがありまして……だから、全体がきちんと見れてよかったです。

特に気になったのは元太くん。いつも元気いっぱいしゃかりきに踊る「げんげん」なイメージが強かったのですが、とても大人っぽくなったなぁと……。カイトより年上の役柄なんですよね。それを表現するためなのか前髪をきれいにあげていて、表情もきちんと見えました。基本的に私は誰に対しても「前髪あってほしい派」だったのですが、舞台においては 顔が見えるというのは大事だなと実感しました。それはさておき、目線のやり方や指の先まで意識を向けた所作にダンスの上手い・下手がわからない私でも「あぁこの子はとてもダンスがうまいんだな」と思わされました。

もちろん寺西くん・浜中くんにも感心の連続。松倉くんは言わずもがなです。昨年12月、『クロスハート』で何度もお姿を拝見したはずの寺西くんは見違えるほど別人のようでした。願わくばもう少し声を聞きたかったかなーと思うのは欲深いでしょうか。でも、二幕のコウイチとのかけあいでは劇場を優しい笑いに誘っていてとても心地よかったです。あと、立ち姿が画になりますね。浜中くんは最初にも書きましたが想像以上に台詞がある。ライバル組の中では一番お兄ちゃんなんですね。去年のタカとノザワの役柄をあわせ、さらに「上に意見が言える」キャラクターにした感じ。彼はこの舞台以前に別の舞台で座長をつとめただけでなく、カンパニー入りのきっかけが事務所推薦という近年では異例の実力者だそうで……そりゃこれくらい喋らせたくなるよなと。彼のおかげでカンパニーの色がとても変わるのがよくわかりました。

松倉くんは去年よりちょっと大人になったな、と思いました。カンパニー内での立ち位置が「みんなの弟」なのは去年とは変わりませんが、気遣いや思いやりの表現方法に落ち着きが見られました。コウちゃんの言っていることは正しいし僕もそう思うけど、ヤラくんだって間違っていないよね、っていう気持ちになった時、以前のカイトは「どうしようどうしよう」とあわあわする表情を隠せない、という感じでしたが今回見たら「どんな言葉を言えばみんなわかってくれるかな」って思案している感じ。これもカンパニーのみんなが大人っぽいからでしょうか。とても感じることの多い演技でした。

 

今年の1月24日。『Johnny's ALL STAR ISLAND』千秋楽では二幕でSHOCKカンパニーによる「夢幻」と「CONTINUE」が披露されたそうです。自担はリハーサルを見て涙し、「夢幻」を舞台袖からみて涙し、「CONTINUE」を今年のカンパニーと共に歌いながらとても号泣していたと当日観劇していた方のレポやネットニュースで知りました。彼自身この舞台にとても思い入れがあって、自分がいないSHOCKに対してこみ上げるものがたくさんあったのだと思います。この舞台を通して意識が変わった、と語ることもありました。彼がここで泣いた理由が、私自身も観劇を通して少しだけわかった気がしました。SHOCKはコウイチがいて、リカがいて、ライバルがいて、オーナーとアンサンブルがいれば成り立つ舞台です。そこにいるJr.はもしかしたら誰でもいいのかもしれません。もちろん様々な条件や前提全てを無視して誰でもいいとは思いませんが、絶対にモロホシじゃなきゃいけないなんてことはないし、ノザワやタカじゃなきゃいけないなんてこともないんですよね。だって、3人がカンパニーに加わるよりずっと前からこの舞台は成立していたのだから。きっと中にはその「ずっと前のカンパニーによるSHOCKこそが至高である」と思う方もいらっしゃると思うんです。ただ、少なくとも各年のSHOCKにはその年のカンパニーのメンバーが必要だったはずだ、と、私はそう思っていたい。今年のメンバーはこのメンバーがベスト。去年は去年のメンバーが、一昨年は一昨年のメンバーが最適だった。そういうことなんだろうなと。

今年のJr.メンバーが発表された時、「SHOCK同期」じゃなかったことがとてもショックだった(シャレじゃないよ)と言いました。実は今も少しだけそう思っています。私には彼ら三人に思い入れがありすぎるから。その思い入れを作ってくれたのがSHOCKだから。ここまでの文でその思い入れを持つに至る理由が書けていないので何でそこまで、って思う方もいらっしゃると思うのですが、きっと同じ思いをしている方もいらっしゃるんじゃないかなぁ。

カンパニーが変わっただけじゃなく、SHOCK同期3人の境遇も大きく変わりました。ジャニアイの二幕でステージ上に広がった景色は、そのことを何よりも物語っていたのではないかなと思います。

「後輩の岸優太と諸星翔希は、以前“SHOCK”に出たことがあったので。岸たちに「いいじゃないか“SHOCK”に出てたんだからおまえらも(一緒に)出ちゃえ!」と言ったら、泣きながら歌ってくれたのは嬉しかったですね。“SHOCK”にそこまでの想いを持っていてくれたんだ、って。」

 私は座長がおっしゃっていたというこの言葉に震えました。この時のステージにのんちゃんと孝良くんが参加することは叶わなかったけれど、みんながSHOCKに出た仲間であることはこれからも絶対に変わらない事実。だから、私はこの先もずっと「SHOCK同期」が好きなんだろうなと、そう思います。

 

この記事、タイトルになんて付けるかかなり迷ってこの言葉になりました。 今の気持ちを全て綴れたとは言い切れないけれど、これらは今の状況や環境も好きであるということを前提にあの時も忘れないよという前向きな感情としてひとまず更新しておきます。もしかしたらそのうち非公開にするかもしれないけれど、少なくとも今は大切にしておきたい雑感です。

今年のSHOCKも素晴らしいので公演数残り少ないですがみなさん観劇してください!!! 

 

 

 

 

クロスハートのはなし③

前回の記事に個人比で大変反響がありまして恐れおののいています。ありがとうございました。

 

さて、あと一回だけクロスハートに関する好きなところや気になったところを妄想で加筆して長々としたためたものいきます。面白い感じの記事じゃないよ。あまり役者・キャラクターの話は出てきません。

 

これはライブバージョンが終わった頃Twitterに投稿したものです。

ここでひとつ馬鹿がバレるのですが、この国旗の配色ってフランス革命時のフランス市民軍の帽章(赤と青)に白の帽章を組み合わせたもので百年戦争は全然関係ないんですよね……。色にこめられた意味もフランス革命から来ているそう。わからないのも当然です。

クロスハートは、ご覧になった方はわかるかと思いますが「百年戦争真っ只中の1428年フランス・ロレーヌ地方のラナチュール村(架空の村です)で対立関係にあるブルゴーニュ派(イングランド)とリベルテ派(これも架空)の物語」です。基本的にアルマニャック派は出てきません。台詞の中でちょこっと出るくらい。

作中ではリベルテ派の面々は青い鎧を、ブルゴーニュ派は赤い鎧を身にまとっています。これは単に区別しやすくするためなのでしょうが、中立の立場であるミカエルが公式サイトでは白い文字で表記されていることがなんとなく気になったので「あぁ、フランス国旗の比喩なのかな」と思った次第です。

いや、さっき馬鹿がバレるって言ったじゃん何で引っ張ってるの、とツッコミが飛んでいるかと思いますが、「クロスハート」が製作されたのは百年戦争よりもフランス革命よりもずっと後。1ミリくらいは何か関係あるんじゃない?と思いながら12月ブルーシアターに通ったので、考えた事を文字に残しておこうかなと……。

 何を言いたいんだって話なんですけど、別にこの設定に隠された何かを考察してみようとかそういうわけではないので先ほど挙げた自分の直感ツイに対して自分にとって納得のいく解釈を考えてみようと思います。なお、以下ほとんどが私一個人の妄想でありその真偽や真意については一切公式と関係ありません。ご自身の意見や公式の意図とは違う箇所があると思いますが、「この人はこういう解釈をしたんだな」くらいに思っていただければ幸いです。

 

フランスの国旗についてですが、この国旗が選定されたのは1794年だそうです。先述の通り、フランス革命のときにパリ市民軍の赤と青の帽章に白の帽章を組み合わせたものからこの三色の模様になり、赤は博愛、青は自由、白は平等を表しています。

ではこれを前提にクロスハートと照らし合わせて……

 

【白】

公式ホームページにて白文字で人物紹介がされているのはミカエル<時永准教授>ただひとりです。セザールの父親ジルベールに仕える人間で、とても謎めいた不思議な人物。少し名前がフランス人っぽくないかな。

1428年の世でも時永准教授としての意識を持っている様子。本当はどの時代の人間なのかもよくわからない。ブルゴーニュ派にもリベルテ派にも属さない(当然アルマニャック派でもない)が、リベルテ派の人間とは全くと言っていいほど関わりがない。

ブルゴーニュ派に賛同しているわけでもないのでその意味では平等なのでしょうか。

あえて疑問点を挙げておくなら、セザールを追い詰めてブルゴーニュ派に属するよう仕向けた人物と二幕ラストシーンで交通事故を回避した悟と陸を遠巻きに眺めていた人物はミカエル(時永准教授)と関係があるのかどうかが不明だということですかね。歴史の目撃者・時の旅人であることに間違いはないのでしょうが、この二カ所だけは顔を覆い隠している点が気になります。

 

【青】

リュック<陸>、アルセーヌ<芹菜>、二コラ<西川>、マクシム<槇原>、カミーユ<美優>が公式ホームページにてリベルテ派と表記されています。アルセーヌはリュックの姉で、弟の力になれればと思いラナチュール村へ。二コラとマクシムの加入理由と経緯は不明です。

リベルテ派の目的は非常にしっかりとしており、劇中歌で「我々が望むのはこの村の独立」「自由と平和を求める我らリベルテ」と歌っています。リュックとアルセーヌは両親をブルゴーニュ派の兵士に殺されているため、ブルゴーニュ派にとても思うところがあったのでしょう。また、カミーユはブルゴーニュ派に支配された土地の出身で、「自由のない奴隷のような怯えた毎日」を過ごしていたところを逃げてきたため、自由への気持ちは人一倍強い人物です。これも青「自由」と通じますね。

 

さて、問題はここからです。淡々と述べてきた【白】【青】とはうって変わってものすごく主観が入り混じります(笑)

【赤】

クロスハートの世界ではブルゴーニュ派の色です。セザール<悟>、エルネスト<榎本>、ティエリ<手塚>、ロドリグ<六条>、そしてジルベール<陣内教授>がこちらの派閥。ジルベールは劇中では曖昧なラインですが、とりあえず。

こちらはとても大きな組織に属する小さな部隊といった感じ。セザールはリュックと共にリベルテ派を設立した人物ですが、母を人質に取られブルゴーニュ派に属することを決めたという経緯があります。エルネスト・ティエリ・ロドリグの加入理由・経緯は不明。「従えば殺されはしない、それがブルゴーニュ」「従わなければ(ブルゴーニュ派の連中に)殺されるかもしれないんだぞ」「ブルゴーニュ派のことを信用できるのか?」という台詞(歌詞)があるように、ブルゴーニュ派が常に「逆らえば死」を匂わせていることをリベルテ派に訴えかけていたり各人も少なからずブルゴーニュ派を信用しきれていなかったり何かと不穏な空気。また、カミーユの両親を殺し、死んでもなお剣を振り降ろし続けたという挿話から母体は基本的に「ずるがしこく非人道的な派閥」という描写がなされています。だから「博愛」と結び付かなかったのです、ライブバージョンの段階では。

愛といえばブルゴーニュ派はとても濃く恋愛が絡んでいます。いろいろ言及したいところですが「博愛」を考えた時に個人間の恋愛は少し外れるかなと思ったので今回はやめておきます。

では、ブルゴーニュ派が愛し守りたかったものとは?リベルテ派ほどストレートに物を言える立場ではない彼らはあらゆる台詞に目的をちりばめていたように思います。「今はイングランドの力が強いんだ。だからブルゴーニュ派と名乗っておいて村を守ってもらうのもひとつの平和ということになると思わないか?」「(マクシムに向けて)死んだら何もかもおしまいなんだぞ!」「私たちは戦うことでこの村を守ると誓った同志ではないか」これらから見ると、「ラナチュール村」にとても愛着を持っていることが伺えます。セザールは村人300人を守るためならリュックたちを切り捨てることも仕方のないことだと言いました。母親を救いたいという思いはもちろんのこと、村を守りたいという思いが強いからこそブルゴーニュ派に属するという決断を取ったのでしょう。これってきっと愛があるからですよね。ミュージカルバージョンできちんと台詞を聞いてみてようやくここに気づくことができました。個人間の恋愛・愛情は外すと申し上げたのでこれで全てを語れるとは言い難いとは思いますがひとまず。

 

ここまで書いてみて思いましたが、これ私がわざわざ長く書かなくてもみんな普通に考えていたことですよね!?国旗の色は百年戦争と関係ないしね!?

一応個人の雑感を忘れないために、と書き始めたものですが自分自身で消化してしまったのでたたみます。また何か思いついたら書くかもしれませんが、こんな尻切れトンボな記事ですみません。貴重なお時間をいただきありがとうございました。

 

「クロスハート」大千秋楽からそろそろ二ヶ月が経過しようとしています。最初はもやぁぁぁっとしたストーリーだなと思っていたのも正直なところですが、いつの間にか脳内が常にクロスハートになっていて、フランス史がわからないなりに感想を深めることが楽しくなっていました。出演者の皆様についての話もすべきなのでしょうが、もうこの期に及んで言うことはありません。ただ、彼らの演技が素晴らしかったからこそここまで作品にハマることができたと言うだけで十分な気がします。

ただ!もし円盤化とか!サントラ化とか!同キャストで再演とか!そんな感じのことがありましたら喜んで購入したり観劇したりしますので!!! よろしくお願いします!!

 

私が選ぶ私が楽しい第一回Love-tuneがV6の曲を歌うとしたら選手権

こんにちは。アクセスありがとうございます。

出来損ないの小論文のようなエントリーが続いたので、ちょっとゆるい感じの妄想エントリーを挟もうと思います。

ということで!私が勝手に選ぶ!私が楽しい!!第一回「Love-tuneがV6の曲を歌うとしたら!?」選手権を開催します!!!開催の動機は説明するまでもなく、私がどちらも好きだからです。いや、この曲もアリだよ!みたいな異論は受け付けますのでみなさんどんどん妄想してください!!!

思いついた順番。はじまりはじまり~ 

 

○SILENT GALAXY(ALL)

アルバム『READY?』通常盤限定。V6の曲の中で何が好きですかと言われたら個人的に五本の指に入る曲。本家すらコンサートでは未披露ですが、これはぜひぜひやってほしい!好きだから!!重厚な低音が静かに響くイントロは「これから何か壮大なことが始まりそうな予感」を私たちに抱かせてくれます。「宇宙には未来が無い」とどこかのプロデューサーは言っていましたが、彼らの君臨する宇宙は静かに情熱を燃やし、二度目のビッグバンを今か今かと待ち続けているのです(ポエム)ちなみにこの曲、作詞は「CALL」でお馴染みのCOMU氏です!歌い出しはあえて年下二人にやってもらいたい。

(顕嵐)空の遥か向こう側で燃え尽きた星が 果てなき時を越えて今夜空に輝く

(長妻)数多輝く宇宙で蒼く光るひとつ 僕の足もとにあるまだここに

 そのあとははぎもろ、さなみゅ、安井くんと続いてサビです。

 

○BRAND NEW DAY, BRAND NEW LIFE(ALL)

アルバム『Voyager』収録。「素晴らしい日々よ感謝してまだまだゆこう」「照れくさいけど心からありがとうあなたが好きです」など可愛らしくてキャッチーな言葉が並ぶこの曲、振り付けも大変可愛いので本家の通りに踊ってほしいですね。

 

○野性の花(ALL)

これならバンドアレンジもめちゃめちゃ格好いいものができるのではないかという期待からの選抜です。ド頭のギターはもちろんさなぴー。ハットかぶってほしいです。あ、でも衣装はCALLじゃないやつで……。決して華々しい曲ではありませんが、辛い境遇の中で咲き誇ろうと逆境に立ち向かう生命力が感じられる一曲。たまには大人っぽくシックな曲もいかがでしょうか?

 

○シュガー・ナイトメア(ALL)

the pillows山中さわお氏がV6に提供してくださった楽曲。アルバム『Voyager』収録。バンドっぽいV6曲といったらこれを外すわけにはいきません。さなぴーと美勇人くんが結構合いそうな気がするので、二人には楽器を弾きながらメインで歌ってもらいましょう。萩ちゃんながつモロによるハモりと安井くんあらんちゃんによる「うぉい」も必須です。 

 

Hard Luck Hero(ALL)

アルバム『INFINITY∞』収録。とてもロックな曲です。「運命のレールの上で燃えつきたって 満足なんてできやしないさっ」って歌詞らぶ担が好きなテイストじゃないかなと思いますがどうでしょう。これはバンド形式からダンス形式に移行するアレンジを見たいです!!!

 

 ○逃亡者-FUGITIVE-(萩谷)

アルバム『SINCE1995~ FOREVER』収録。本家は全員で歌っていますがぜひ萩ちゃんにソロで歌ってほしいです。「夜更けの電話は涙で途切れた 小石の合図で抜け出せジュリエット!」だなんてなかなか度肝を抜かれる歌詞ですが、この歌詞の主人公は彼女のことが真っ正面からストレートに好きで、「鉄格子」に思いを阻まれても立ち向かい自らの思いは「スペア」「時計じかけ」ではないと言い切る強さを持っています。ちょっと頑固で自分を曲げない、とメンバーから称される芯の強さを持つ萩ちゃんにきっとあうのではないかなと思います。あと、歌詞に描かれる主人公の一人称は「俺」なのですが、先日少クラで「Master Piece」を披露した時の「俺の行く先は」というパートに個人的にぐっときたので歌詞で発する「俺」をまた聞きたいです。

 

ジャスミン(長妻) 

「ユメニアイニ」を歌う岡田くんにグッとくるのと同じ理屈です(伝われ)。キーボード弾いたりギター構えたりする必要はありませんが、メインステージの中心で立って歌ってほしい一曲。本家はダンスもあるんですけどソロ歌唱なら踊らない方がいいかな。でも、大サビから踊るのもアリですかね。不安な心を常に抱えながら、それでもきっとうまくいくと信じてゆっくりと歩いていく曲。グループの最年少ということもあってか背丈は大きいのに子ども扱い(まぁ未成年ですし)されがちな長妻くんが優しくてふんわりした微笑みを浮かべながら「快晴が続くほどに少し不安で眠れないけど 涙もそっとしおれそうな心に…… さよなら今の僕「Ah Say Hello」新しい朝へ」なんて歌ったら客席もステージ裏も大号泣必至かなと……! 

 

○愛をこめて(諸星)

シングル『kEEP oN.』 初回生産限定キーポン盤収録。Love-tune高校入学時は何とも思っていなかったのに三年間同じクラスで卒業間際には好きになっちゃってるランキング第一位と名高い(私調べ)諸星くんには不器用だけど嘘偽りのない精いっぱいの気持ちで恋をするこの曲を歌ってほしいです。ダンスナンバーと迷いましたが今回は彼の美声を堪能する方に軍配が上がりました。この曲はとっても風情の無い言い方をすれば復縁の曲なんですよ。一度は気持ちの共有がうまくいかずに別れてしまった彼女、失ってから気づいた彼女の思いと自分の心の中を占める彼女の割合。「決して離しはしないもう二度と」で終わる歌詞にメンバーの気持ちを癒してくれる諸星くんの優しい性格が絡み合ってより一層温かな曲になること間違いなし。

 

○You know?(美勇人)

シングル『way of life』通常盤収録。これもきちんと調べたら作詞KOMU氏でした。もはや神様と崇めたほうがいいかもしれません(余談)。こちらはダンスナンバー。「Your heart is crying あわせ上手なキャラでなきゃNot cool, But you have lost that.」英語と日本語が混ざるお洒落な歌詞。世間の風潮と自分のアイデンティティの狭間で葛藤しながらもどこか冷めた視点で世界を見ているとってもクールな曲です。うまく説明できないのでどうにかして聞いてほしい……。美勇人くんの忙しい毎日の中でどのような世界が彼の眼に見えているのか、それは想像することしかできませんが、熱く拳を振りかざすのではない戦い方が彼にはあるのではないかと思ってしまいます。だからこそLove-tuneダンスリーダーである美勇人くんに、ぜひともガッツリ踊ってもらいたいです。

 

POISON PEACH(顕嵐) 

シングル『バリバリBUDDY!』収録(どれ買っても入ってるよ!)。こちらは「Sexy! Honey! Bunny!」と同じく西寺郷太さんが提供してくださった曲で、ちょっとエレクトリックな音が楽しい作りになっています。端的に言えば歌詞がとてもエロい。「POISON PEACH 君を味わいたい POISON PEACH 破滅までまでまで んな、わけないね」曲の中のPOISON PEACHが指すのは女性で、危険な女性から抜け出せない男性が描かれていますが、もしPOISON PEACHが女性を弄ぶあらんちゃんだったら……?まさしく毒に侵されるような感覚を味わえます。誰もが妄想したことがあるであろう「あらんちゃんがホストだったら貢ぎすぎて人生ダメにしそうだけどあらんちゃんだからいいの♡」みたいな感じです。ピンクと紫のやらしい照明希望。

 

○ラヴ・シエスタ(真田)

アルバム『INFINITY∞』収録。ちょっと意外性を狙ってみました。曲名の通り異国情緒溢れる妖艶なメロディーが特徴的な曲です。私の主観なんですけど、さなぴーは踊りながら歌を口ずさんでいるときがすごく色っぽいなと思っていて。なのでそのセクシーさを全面に出してほしい!もちろんダンススタイルの演出です。特に聞きたいのは大サビの「ラヴ・シエスタ きつく抱きしめる度 この腕の中で君は花になる」という歌詞。ここに君臨するのはさなじいではなく帝王・真田様。自分のボディーラインを撫でるように抱きしめてあやしげに揺れる振り付けに会場からは嘆息が漏れることでしょう。想像だけで興奮してきました。衣装に関しては腰布は必須です。「闘牛士みたいに」という歌詞があるので赤いポケットチーフもください。

 

○ 僕と僕らのあした(安井)

両A面シングル『HONEY BEAT/僕と僕らのあした』収録。ギラギラ系の曲とめちゃめちゃ迷いました。歌手の竹仲絵里さんがV6に提供してくださったミディアムバラードです。この曲は歌詞にぐっときます。一番のサビが「ひとりで生きていけることが強さだと思っていたあの頃」なのですが、歌詞を辿って時の流れを経た後に「君に出会えてよかったよ形無いものを信じられた ボールを夢中で追いかける少年の瞳のように」「あの頃の幼い僕に今なら言えることがある そうさ僕らはひとりきりで強くなる必要なんてないさ」と変わっていきます。Love-tuneは安井くんにとって初めてのユニット。彼がいかにユニットを大切にしているかは各雑誌で私たちも読んでいるのでちょっと重なるものを感じてしまいました。これも客席大号泣必至。

 

 

なぜかV6曲縛りでソロ歌唱曲まで考えるという横暴な手に出てしまいましたがとても楽しかったです。楽曲の解釈や個人への印象は素人意見ですのであしからず…そして楽曲の発表時期に偏りが見られるのはご愛嬌ということでひとつ。なかなかLove-tuneがV6曲を歌う機会はありませんが(人数の関係とかグループのカラーの問題とか)これからたくさん歌ってほしいな~という希望をこめて第一回選手権閉会の辞とさせていただきます。お読みいただきありがとうございました。